患者様によっては、ホワイトニング中や施術後に一時的な痛み、歯のしみを感じる場合があります。また、虫歯や歯周病、歯の欠けなどがある場合には、強い痛みを感じたり、症状が悪化したりする可能性があるため、ホワイトニングの前に治療を優先します。

つめ物やかぶせ物などの人工歯は、ホワイトニングの効果がありません。また、神経のない歯やテトラサイクリン歯(薬によって変色した歯)は、通常の歯に比べて効果が低いため、改善までに時間がかかります。

人工歯の色の改善には、セラミックでの治療などをおすすめします。

生活習慣や食事の内容、歯質などで多少の変動はありますが、施術後3～10ヵ月程で元の色に戻ると言われています。歯のクリーニングや再度、ホワイトニングを受けることで色の戻りを緩和することができます。

ホワイトニングの薬剤が胎児に対してどのような影響があるかなど、安全性が証明されていないため、妊娠中や授乳中の方にはホワイトニングを行っていません。

歯の色が気になる方には、歯のクリーニングをおすすめしています。妊娠中や授乳中はホルモンバランスの変化によって、口腔内環境が乱れやすいため、虫歯や歯周病の予防にも歯のクリーニングは効果的です。